結婚相談所で活動している女子の中には恋愛経験が少ない方も多くいらっしゃいます。
そんな女性が持っている相手に求める理想の条件は、理想と現実のバランスが崩れどうしても理想的な白馬の王子様的なお相手像になりがちです。
当然ながら、誰もがよりよい条件を持っているお相手を探していますので、必然的に好条件の男性は競争率が高く、良い条件を求めれば求めるほどいい人に出会える確率は下がってしまいます。
そのような状況を事前に想定せずに、希望に満ち溢れた状態でなんとなく婚活をスタートさせてしまうと、「なかなかいい人に出会えない」という多くの女性が感じる悩みの壁にぶち当たってしまいます。
では、どのような視点を持って婚活に取り組むべきかというと、いわゆる「逆張り」的な視点がオススメです。
競争率の高いお相手探しはほどほどに、条件から見ると埋もれてしまっているいいお相手を探すという視点で活動すると、意外にも素敵なお相手候補との出会いのチャンスが訪れるでしょう。
そこで今回は「恋愛経験が少ない女子が知っておくべき男子の評価ポイント7選」と題し、男性の行動や特徴から、その裏にあるその人の本質を理解するための項目をまとめてみました。
恋愛経験が少ない女子が特に意識しなければないないことは、あなたの理想の男性像は完成された男であって、婚活している男性はまだまだこれから男が磨かれる段階の発展途上の男達であるという認識を持つということです。
些細なことでマイナス評価を下してしまっては相手の本質はいつまでも見えてきませんが、嫌な部分に目をつぶってばかりいるわけにもいきません。
自分の中の理想像に囚われずに広い心で相手をみながら、この先も改善の余地のない特質を持ったお相手に時間を取られないように見切りをつけることも大切です。
見極めポイント① 清潔感がない
清潔感はただ単に身なりが清潔であるということだけでなく、その人のあらゆる考え方が現れるとても重要なポイントです。
生涯のパートナーと出会うかもしれないお見合いの席で、もしあなたが相手に清潔感を感じなかったのであれば、どんなに良い条件であったとしても先に進むことはオススメしません。
人生の節目と言えるお見合いの席に臨むにあたり、相手への最低限のマナーである身なりをキチンと整えることは、わざわざ言葉にするまでもなく重要なことです。
それを疎かにしてしまうとなると、相手への敬意を持っているかどうか、相手がどう感じるかを考えているかどうか、自分を客観視できるかどうかなど、あらゆる意識が欠けていると判断してよいでしょう。
清潔感とはまさにその人が発しているオーラのようなものと言えるかもしれません。
身なりの清潔さだけではなく、持っている小物のセンスや立ち居振る舞いなど、その人の考え方が反映された総合的なものの現れであり、本人ではなく人が感じる実態のないものと捉えましょう。
男性はスーツを着ているからといって油断するな
お見合いの席にはマナーとしてスーツで臨むことが望ましいですが、取りあえずスーツを着ていれば問題ないだろうと考えてしまうのは要注意です。スーツ姿はあくまでトータルのバランスが取れていてこそ相手への印象がよくなります。
首回りの汚れやノーアイロンのシャツ、萎びたネクタイ、くたびれたビジネスシューズなどでは逆に印象が悪くなる可能性が高いので要注意です。
見極めポイント② 約束を守れない
結婚とは、生涯を共に過ごす約束をする人生の一大イベントです。
ちょっとした些細な約束を守れるかどうか、これはその人を判断する重要な情報となります。
約束に大きいも小さいもありません。
約束を守るということは、簡単なようで実はとても難しいことであり、それを理解している人は、守れない約束は絶対にしません。
反対に、約束というものの重要性を軽く見ている人は、守れそうにない約束を簡単に結んでしまいます。
お見合いの席で遅刻してきたのにも関わらず悪びれない、交際発展後のデートの約束を反故にするなど、頻発するようなら早めに縁を切ったほうがよいでしょう。
お見合いに遅刻しそうなときは?
事前に遅れることが分かっている場合はなるべく早めに担当者に連絡を入れてください。
事前に一報が入っているのと入っていないのとでは、相手の印象が全く違います。
誰しもミスはありますが、大切なことはその時に適切な対処を取れるかどうかです。会場に到着したらとにかく全力でフォローしましょう。
見極めポイント③ ネガティブな発言が多い
物事を常にネガティブな側面から見ている人は、何気ない発言もネガティブな内容になりがちです。当の本人はそれほど意識していなくても、聞かされる側はほとほと疲れてしまいます。
ネガティブな考えが強い人は、少なからず何かにコンプレックスを持っていたりや自分に自信がない場合が多いです。こういったタイプの人は、困難な状況に遭遇した時にそれを跳ね返すようなここ一番のエネルギーを発することができません。
これからの長い人生の中で、いろいろな不運や困難に見舞われることがあるかもしれません。一家の大黒柱として、男はその困難に立ち向かっていかなくてはなりません。
ポジティブ過ぎて向こう見ずな行動を繰り返す人も心配ですが、それでもネガティブ思考に囚われて身動きが取れなくなってしまうタイプの人よりは一緒にいて希望が持てるでしょう。
見極めポイント④ 上から目線で人を見下すクセがある
家柄の良さや自分が努力して地位を得たからといって、人を見下すような態度を取る人はパートナーとして選ぶべきではありません。
このタイプの人は、自分のお陰で家族が生活できるのだという思いが強くなりがちで、いつの日かあなたが見下される対象となりかねません。
見極めポイント⑤ 弱いものに強く、強いものに弱い
自分に自信を持ち芯の強さがなければ、弱いものに優しく寛容な態度ではいられません。
弱気を助け強気を挫く
かつては正義の味方に当たり前に求められる態度でしたが、最近の社会は正義の味方になるべきはずの強者が、弱者から奪うことが当たり前のようになってきている気がします。
強きを助け弱気を憎む
以前は冗談であったはずですが、今となっては現実そのものを表しているようですね・・・
そんな世の中の風潮に乗って、相手が自分より下の立場であると分かった途端、横柄な態度を取ったり強引に自分の意見を押し付けようとする人が増えています。
このように、自分の立場を常に相手より優位に保とうとする男性は、実際は自分に自身がなく小心者の場合が多いものです。
見極めポイント⑥ 言い訳ばかりいう
誰でも失敗することはありますが、失敗したときにどう対応するかどうかにその人の本質が現れます。明らかに自分に非があるにも関わらず、素直に認めて謝ろうとせずあれこれと言い訳を言う人は要注意です。
長い人生の間にはいろいろな失敗に直面することもあるでしょう。大切な事は、その失敗に正面から向き合い何かを学ぼうとする姿勢です。
失敗を恥ずべきことと捉えている人ほど、他人に対し言い訳ばかりいう傾向があります。そのような意識を持っていると、失敗を恐れ無難な選択ばかりするようになり考え方も保守的になっていきます。
このような考え方は一見堅実に見えますが、不測の事態や環境の大きな変化に対応できず、いざという時に頼りにならない人だったという場合が多いのもです。
見極めポイント⑦ マナーが悪い
人の本質は普段の何気ないところに現れます。タバコやゴミのポイ捨てなど、誰も見ていないから少しくらいは大丈夫だろうと考えている人は要注意です。
人が見ていないところでは少しくらいの不正行為やマナーの悪い行いをしても構わないと考えている人は、他人からの評価を意識して生きている人であると判断できます。
自分自身の考えを生き方の判断基準にするのではなく、あくまで他人からどう見られるのだろうかということを基準に判断していく傾向がある人は、周りの意見や世間の風潮に流されやすく、いつまでも自分に自信が持てずビクビクしながら生きていくことになるでしょう。
そんな人が少しでも他人から批判されようものなら、自分を守る為に極端に攻撃的になります。一家の大黒柱がそのような態度でいれば、家庭は安らげる場所とはならないでしょう。
「お天道様が見ている」という意識を持って常に正しい姿勢で生きている人は、自分の考えを中心に据えて物事を判断します。
その選択が例え人と違っていても、自分の中にしっかりと芯がある人は気にしません。
まとめ
今回は「恋愛経験が少ない女子が知っておくべき男子の評価ポイント7選」と題し、男性の行動や特徴から、その裏にあるその人の本質を理解するための項目をまとめてみました。
生涯のパートナー探しで大切なことは、プロフィールからでは判断できないその人の本質の部分を見抜くことです。
婚活の場では相手にいい印象を持ってもらいたいと願い、過剰なまでによいことばかり書いてしまう人も多く、それを鵜呑みにして、実際に会ってみたらガッカリしたと嘆く人が多いのが現実です。
お相手の詳細な情報が分かる婚活の場だからこそ、条件だけに惑わされず本質的な人間性を見る意識を持ち、本当に自分と合う部分があるのかどうかを見極めようとする意識を持って活動しなければ、いつかきっとこんなはずじゃなかったと嘆く日が来ることでしょう。