IBJシステムに登録している自営業(会社組織・個人事業)の方のプロフィールには、年収の表記の部分に年収と所得の2つが掲載されていますが、いまいち意味が分かりづらいと思ったことはありませんか?
ここでは個人事業主の方の 年収(収入金額と所得)の捉え方について説明しますので、しっかりと意味を理解してお相手選びの参考にしてください。
会社経営者の方の場合、【経営者・会社役員】で登録する方法と【自営業(会社組織・個人事業)】で登録する方法があり、女性にとっての重要情報である年収の掲載方法も異なるため、お相手探しの際の検索条件も大きく変わります。
どちらが有利なのかを自営業者の方は必ずチェックしておきましょう。
自営業で登録した際の年収表記方法について
例えば
年収(年収詳細) 800万~900万(890万円)
所得(所得詳細) 300万~400万(390万円)
このように表記されている場合、実際の年収はいくらなの?と疑問に思われる方も多いと思います。
簡単に説明すると、ここでいう「年収」とは事業売り上げ等の収入総額を意味します。
「所得」は何を意味するかと言うと、自分の給料としての金額を意味します。
家賃や会食(食事代)等が経費で賄われている場合がある
一般的な会社員の方の場合は給与所得がそのまま年収の総額となります。
当然ながら、家賃や食事代・被服費等は給与所得の中からの出費となります。
一方、自営業者の方の場合、自宅兼オフィスにしている方は自宅家賃分の一部が経費で賄われていたり、会食時の食事代等が会議費や交際費で賄われれている場合が多く、所得からの生活に関わる費用の出費が少ないケースが多いため、仮に一般的な会社員の方の給与所得(年収)と自営業者の方の所得が同じである場合は、自営業者の方のほうが自由に使える金額が多いと考えられます。
職業欄の選び方でアピール度が変わってくるので注意が必要
先述したとおり、会社経営者の方の場合、【経営者・会社役員】で登録する方法と【自営業(会社組織・個人事業)】で登録する方法があります。
【経営者・会社役員】で登録した場合、所得金額のみの表記となります。
【自営業(会社組織・個人事業)】で登録した場合は、年収(任意)と所得(必須)の記載部分があります。
年収金額の上限の表記は【2,000万円~】となりますので、それ以上の方は【年収詳細】の項目で捕捉することが出来ます。
肝心の検索時の年収額はどうなるのか?
【自営業(会社組織・個人事業)】で登録して年収と所得の両方を掲載した場合、お相手が検索する際はどちらの金額で検索されるのかが気になる部分ですよね。
お相手検索機能の年収条件については、個人事業主の方の場合、
・「収入金額」と「所得」の両方を登録されている方は、「収入金額」を対象値として検索抽出されます。
・「所得」のみ登録されている方は、「所得」を対象値として検索抽出されます。
当然ながら、年収は多いほうが有利になることは間違いありませんので、収入総額で検索対象となる【自営業(会社組織・個人事業)】で登録したほうがよりお相手にアピールできる可能性は高いはずです。
但し、【会社経営者】という表現から連想するイメージと【自営業】という表現から連想するイメージには多少の違いがあるかもしれませんので、一概に自営業登録が有利と言えるかどうかはなんとも微妙なところです。
所得金額に応じてご自身で慎重に判断されることをおすすめします。