お見合いというとどんなイメージをお持ちでしょうか?
いまどきのお見合いは、当事者同士が直接合流しそのままお見合いという形が増えているんです。間に仲人がいない分、余計な気を遣わずに済むのでリラックスできますが、反面、緊張感が薄れるせいかついうっかりお相手に悪い印象を与えてしまうような行動をとってしまう人も多いです。
そこで今回は、お見合い時によくあるトラブルをいくつかまとめてみました。
ほんのちょっとした気の緩みが全ての印象をダメにしてしまうのは勿体ないですよね。後で後悔しないためにも事前にイメージトレーニングをしておくことをおすすめします。
お見合い時のルール&マナーも必ずチェックしておいてくださいね。
お見合いトラブル① 遅刻
大切な用事がある日に限って何故か支度がギリギリになってしまうもの。ほんの少しなら大丈夫だろうといった油断こそが命取りになりかねません。
交通機関の影響や渋滞などの不測の事態が起きても余裕を持って到着できるように早め早めの行動を心がけましょう。
万が一遅刻しそうなことが確定してしまったら、できるだけ早めに担当者へ連絡してください。
遅刻ひとつで全てを否定されかねない
たかが遅刻、されど遅刻。遅刻する人か絶対にしない人かを、そのひとの人間性を判断する基準にしている人も多くいます。
そこまでではなくとも、どんな原因であっても待たされた方がいい印象を持つことはないと思ったほうがよいでしょう。
お見合いは今後の人生を左右するかもしれない一大イベントです。どんな理由があろうともその大切なイベントの時間を守らないということは相手はこんな風に思っているかもしれません。
人生を軽く考えている…
自分にあまり興味がないだ…
お見合い慣れしていてやる気がない…
起きてしまったことを嘆いても仕方がない。全力で汚名返上せよ!
万が一遅刻してしまった場合には、お見合い開始後は少しでもいい印象を持ってもらえるように全力フォローを心がけることをお忘れなく。
遅刻してしまったからといって、初めからあきらめてしまったらせっかくのご縁を逃してしまうかもしれません。ピンチの時こそ自分をアピールするいいチャンスと思って全力で臨んでください。
お見合いトラブル② セクハラ的発言
お相手が何をどう受け取るかはお相手それぞれ違います。
何気ない社交辞令のつもりでも容姿・センスに関することはセクハラ発言と取られかねませんので注意が必要です。
ネガティブにうけとられかねない要注意ワード
スタイルいいですね。
お洒落ですね。
写真よりおキレイですね。
褒めているつもりでも、自分に自信が無い人には嫌味ととられかねない危険なワードです。好意を伝えたい場合もあくまでさりげなく伝える程度にとどめましょう。
よかれと思って褒め過ぎに注意!
自分に自身があるタイプの人には、敢えて褒めたりお世辞を言ったりする必要はありません。とってつけたように褒めたところで『そんなの当たり前でしょ』と思われるのがオチです。そんなタイプの人に対しては、ただ堂々と自信を持った振る舞いをすれば十分です。
お見合いトラブル③ プロフィール写真と全然違ってガッカリ
お見合い当日までしっかりと相手のプロフィールをチェックして顔写真も確認済みのはずなのに、いざ待ち合わせの時間になっても何故かなかなか相手が見つからない。
と思ったら、そばにいたプロフィール写真とは似ても似つかない人が実はお相手だった…
くれぐれも過度な期待はしないこと
スタジオでプロが撮った写真は明るい光を浴びながらの撮影になりますので、細かいシワやシミなどは分からなくなってしまいます。
さらには画像加工ソフトにて修正してある可能性もありますので過度な期待は禁物です。スタジオ撮影の写真の場合はどんな人でも3割減くらいの気持ちで受け止めましょう。
お見合いトラブル④ 全く会話にならない
よくある失敗談
お見合いは相手の話を聞く場と考えてみる
理想に近いお相手とのお見合いは特に緊張するものです。
なんとか自分をよく見せたいと思うあまりについつい暴走しがちになりますが、自分が話す意識よりも相手の会話を引き出すような会話の進め方を意識しましょう。
ペラペラと自分の話をし過ぎるよりも、緊張でうまく話ができないほうがかえって好印象を持ってもらえるかもしれません。
お見合いは一期一会。毎回同じ話題でも大丈夫
異性との会話に自信がない人は必ず事前に話題を用意しておきましょう。
- 仕事について
- 将来像について
- アピールしておきたいことについて
- 趣味について
- 世間の流行事について
- 食について
このような話題についての答えを事前にしっかりと用意しておきましょう。後はお相手の話を聞く意識を持ちながらタイミングをみて小出しにしていけばあっという間に時間が過ぎてしまいます。
余韻が残るくらいがちょうどいい
お見合い時に全てを話そうとせず、もう少し話したい、もう少し聞きたいと余韻が残るくらいがベストです。
まとめ
長い人生をいつか振り返ったとき、あの時が人生のターニングポイントだったというときがあるものですが、その時が次のお見合いになるかも知れません。
このお見合いこそが人生の重要な分岐点なのだと考え、事前にできるだけの準備をし不測の事態にも余裕を持って対応できるように心がけて行動していれば、その誠実さがお相手にも必ず伝わるはずです。
深く考えずなんとなく回数をこなしているだけでは、いわゆる婚活疲れの状態に陥るだけで何も得るものはありませんよ。