お見合いで意気投合し、お互いがもう一度会いたいという意思表示をすることで「交際」という段階に進みます。
その間に結婚に向かって互いを理解しあいながらお相手との距離を縮めて良好な関係を築いていき、結婚する意志が固まれば晴れて成婚退会の運びとなります。
今後の人生を左右する交際期間ですが、IBJ加盟結婚相談所のルールでは交際期間は3ヶ月間となっています。
たったの3ヶ月間です。
今回は「結婚相談所での交際期間3ヶ月で結婚を決めるために自問すべき3つのこと」を考えてみました。
交際開始から結婚までの交際期間の認識は「3ヶ月から1年以内」が半数以上
まずは一般的な感覚での「交際から結婚までの期間」に関する意識を見てみましょう。
女共半数以上が「交際してから1年以内に結婚したい」と回答
IBJが運営する「PARTY☆PARTY」、「Rush」、「ブライダルネット」に登録する20~40代の未婚男女、男性100名、女性127名、合計227名に対し「結婚観に関する意識調査」を行ったところ、 交際から結婚までの理想の期間は、女性の74%、男性も62%と半数以上が「3か月から1年以内」と答えています。
IBJ婚活総研より引用⇒女性の理想は1年以内?交際からプロポーズまでの期間は意外と早い!
交際から結婚までの理想の期間は男女ともに「1年以内」が最多
2年以上を理想とする女性は男性よりやや少な目という結果に。
また「交際から結婚するまで2年以上が理想」と回答した女性は全体の約26%。
男性の38%と比べて12ポイントの差が出るという結果となり、女性の方がより短期間でのプロポーズを望んでいることがうかがえます。
女性のほうが交際開始から結婚を意識している人が多く、また意外と結婚に対して決断力があるのかもしれませんね。
ただ2位の「2年」、3位の「6か月」も割合は異なるものの、順位としては、男女共に考える期間が全く同じ結果になっていました。
つまり交際から結婚までの理想の期間は、男女共に基本的にはほぼ同様であることが読み取れます。
IBJ婚活総研より引用⇒女性の理想は1年以内?交際からプロポーズまでの期間は意外と早い!
結婚相談所の交際期間の期限は3ヶ月間!
お見合い後の交際期間は3ヵ月がルールです。交際が順調に3ヵ月続きましたら、結婚の意思表示をお願いします。
参考記事⇒婚活を円滑に進めるための大切なこと!『お見合いルール&マナー集』
ルール上、結婚、婚約又はそれらと同等の成果
成婚とみなされる行為
結婚の口約束
宿泊を伴う旅行
婚前交渉
同棲
交際期間を延長し通算6ヵ月を経過した場合(交際期間は原則3ヵ月)
上記事項は「成婚」とみなします。
トラブルを避けるため、交際期間中の旅行や婚前交渉は禁止です。
なお、お二人で外泊や旅行へ行かれた場合、又は、婚前交渉の事実が明白になった際には、成婚のご意思の有無に関わらず、成婚とみなし、成婚退会手続きを行っていただきます。
金銭の授受・貸借もトラブルのもとですので禁止です。
参考記事⇒婚活を円滑に進めるための大切なこと!『お見合いルール&マナー集』
なぜ結婚相談所の交際期限は3ヶ月間と短いのか?
結婚相談所に開ける交際期間はたったの3ヶ月間です。
上記のアンケート結果と比較しても分かるように、世間一般の感覚から見てもとても短いです。
ではなぜ結婚相談所に於ける交際期間はこんなに短く設定されているのか不思議に思いませんか?
なんとなくだらだらと付き合うことが目的ではない
結婚を目的とした出会いの場にも関わらず、だらだらと付き合っていては時間の無駄になってしまいます。
ご縁に繋がらない恋愛で時間を浪費している場合ではないのですよ。
あくまで交際期間中は結婚という目的を見失わないように意識をし、集中して相手を見極める期間とすることが大切です。
結婚を決断するには勢いも必要!だらだらとした付き合いは結局結婚を決断できなくなる
誰だってよりよい相手がいるんじゃないかと思うものですが、一瞬でもこの人かなと思ったのであれば迷わず進んでみることです。
考えれば考えるほど迷います。
最近はいわゆる「できちゃった」ことがきっかけになるケースもありますが、それはそれでいいのではないかと思っています。
結婚だけがテーマだと迷うものの、結婚と家族(子ども)というテーマになると迷わず決断できるという人は多いと思います。
今の便利な世の中で腹くくるには、そのくらいのきっかけも必要かもしれません。
たった3ヶ月間で生涯のパートナーかどうか見極めるために自問すべき3つのこと
ポイント① 心を開いて本音で付き合えるか?
違う人間とともに常に一緒に生きていくとなると、本音の付き合いができないことにはまず成立しません。
時にはケンカをしながらでも本音でぶつかり合うことは必ず必要です。
それには心を開くことです。まずはあなたが心を開けるのかどうかを自問してください。
体裁を取り繕う為に本音を隠して生きることは、少しの間であればできるかもしれません。
ただ、それを何年も続けていくとどうなるか。意識するしないは別として、押さえつけられたストレスによって必ず体のどこかに変調が表れます。
あるいは、満たされない心のよりどころを求めてよからぬ行動を取ることに表れることでしょう。
人間は強烈なストレスにさらされると、精神の安定を図る為に必ず無意識にどこかでバランスをとろうとします。
人生に於けるトラブルの原因は、このような押さえつけられたストレスを逃がすため反作用であることが多いものです。
ポイント② 相手の全てを受け入れていつもそばにいる生活をイメージできるか?
結婚生活は一日の多くの時間を同じ空間で過ごすことになります。
育ってきた環境の違いから、考え方やあらゆる感覚が違うことはあたりまえのことですが、それを理解し受け入れる覚悟がなければほんの些細な感覚の違いにイライラしとても一緒にいられないという状況になることは目に見えています。
相手の全てを受け入れていつもそばにいられるかどうかをしっかりと自問してください。
最近は超が付くほどの潔癖症の人がふえているそうですが、やはりそのような人はどうしても結婚から遠ざかってしまう傾向にあるようです。
ポイント③ 相手の状況が変わってもずっとそばにいられるか?
人生は山あり谷あり、これからの長い人生でいろいろとあるでしょう。
例えば、パートナーが突然失業し、結婚当初の収入から大きく下がってしまうこともあるかも知れません。
また、突然の病気でつきっきりで看病しなくてはならなくなるかもしれません。
万が一そのような状況に陥ったときにも、相手を支えたい、相手の力になりたいと思うかどうか、それでもずっと一緒にいたいと思えるかどうかを自問してください。
もし、そのような困難な状況になったら支えられるかどうか不安になるのであれば、あなたは現在のお相手の条件を見ているだけかもしれません。
あなた好みの条件を持った相手と一緒にいるためにあなたは妥協しているだけであり、相手からその条件がなくなれば一緒にいることが苦痛になることでしょう。
金の切れ目が縁の切れ目、財力をなくした人からは人が離れていく。
女性が歳をとり老いを隠せなくなってきたとき、外で若い女と浮気に走る。
まとめ
一見短いようですが考えるべきポイントを抑えておけば3ヶ月間で充分です。
短いようで長い3ヶ月間で相手をしっかりと見極めて末永く続く幸せな結婚生活を勝ち取ってくださいね。集中することが大切ですよ!