結婚相談所の現実はたしてどんなものなのか?入会を検討中の皆さんはもちろん、既に入会中の方も他の人たちの状況が気になることと思います。
多種多様の相談所がある中で、どこの相談所に登録すればよいのか?本当に料金に見合ったサポートを受けられるのか?本当に結婚できるのだろうかなど、気になることは沢山あることでしょう。
そんな皆さんが気になる相談所の現実を「肝に銘じておくべき結婚相談所の現実3つのこと」と題して、男女それぞれ3つの現実を、相談所の中の人目線を交えてまとめてみました。
男性が望むお相手像の現実3つのこと
婚活中の男性がどんなことを考えているのかはとても気になることかと思いますが、代表的な項目を3つあげてみました。
男性が相手に対して何を求めているのかを把握しておかなければ、見当違いの申し込みばかりしてしまいお見合いがぜんぜん成立しないという事態に陥りかねません。
子供が欲しい
結婚をして子供がいる温かい家庭をイメージしている男性はとても多いです。それ故に、お相手候補として選ぶときに年齢的上限を設けている男性も多いのが現実です。
若い女性がいい
なるべくなら若い女性がいいという男性は多いのも現実です。 もし候補者が数名いて迷ったとしたら、若い人を選ぶ傾向もあるようです。
好みの容姿がいい
できるだけ自分の好みのタイプの容姿の女性がいいという男性が多いのも現実です。
持って生まれたものの差は埋められないとしても、お洒落に磨きをかけて清潔感のある大人の女性を目指しましょう。
女性が望むお相手像の現実3つのこと
婚活中の女性がどんなことを考えているのかはとても気になることかと思いますが、代表的な項目を3つあげてみました。
男性よりも女性のほうが現実的でシビアに相手を見極めようとしています。希望の相手がみつからなければ無理して相手に合わせるようなことはしないのが女性が特徴です。
年収が高いほうがいい
あえて言うまでもなく、年収の高い男性には多くの申し込みが殺到するのも現実です。
男性に求める譲れない第一条件に年収をあげる人はとても多いです。というよりも、婚活を始めてナチュラルな状態で活動をすればほぼ全員このような条件で活動することでしょう。
世の中お金があればある程度の事は解決します。もちろん全て手に入るわけではないですが、ないよりもあったほうが余計な苦労をしなくてすむことも多いのは事実です。
結婚相手の収入によって今後の人生の幸福度が変わってくると女性が考えることはごく自然なことです。決して金にばかり目が向いている卑しい女性だということではないのです。
世の中金じゃない!と理想論を振りかざして現実から目を背けているとなかなか結果がでません。もちろん、そんなことはどうでもいいという女性は世の中に沢山いるはずですが、あなたが向き合うべきは結婚相談所に登録して婚活中の女性ということを忘れないでください。
安定的で将来性のある職業がいい
大企業や公務員など、将来にわたって安定した収入が見込める職業がいいという女性は多いのも現実です。
今現在は年収が低くても、将来的な伸びしろが大きな場合は前向きに考える女性が多くいますが、もし同じような条件で迷った場合は、やはり現時点で年収が高いほうを選ぶ傾向があります。
女性が求める年収の条件として、おおよそ400万~500万円以上と設定する方が多いように思いますが、意識しておきたいことは多くの女性にとってあくまでも下限だということです。
実際にはこのラインの年収の男性は多くライバルが多い為、過酷な戦いになると想定しておいてください。
清潔感のある人がいい
女性の場合は自分好みのタイプを優先するよりも、年収や社会的地位、職業などを優先する傾向があります。
とはいえ、皆さん口をそろえていうことは清潔感のある男性がいいということも現実です。
しかしながら、この清潔感という言葉はなかなかつかみどころのない言い回しです。女性はいわゆる生理的に受け付けないという感覚が男性よりもはっきりしていますので、自分の好みのタイプではない男性を一切受け付けないところがあります。
恐らくそれをはっきりとは口にはできないため、この清潔感という言葉でオブラートに包んで表現しているのだと思うのですが、要するに女性も好みの容姿がいいことは当然だと思うので、条件によっては妥協する場合には最低限必要なものは清潔感ですよということなのでしょうね。
そんな女性の深層心理に意識を向けながら、男性は体を常に清潔に保つことはもちろんのこと、清潔感のある服装を心がけるなどできるだけ女性受けの良い状態を目指しましょう。
同時に気をつけたいのは細め体型の維持です。やはり太り過ぎていては清潔感も薄れ選ばれにくくなってしまいます。中年太りは結婚してからにしましょう!
あきらめないで。あなたに合う人がきっとどこかで待っている
ここまで読み進めて、自分なんかとても結婚できそうにないな・・・なんて思ってしまった人もいると思います。
でも大丈夫!自分が置かれている状況をしっかりと認識して、しっかりと目標を見定めて自分をしっかりと持って活動していれば必ずチャンスはあります。今何歳であるかはあまり関係ありません。
一番大切な事は身の程を知り婚活に臨むことが重要ということです。高望みさえしなければどなたにも結婚できるチャンスはあります。
今まであげた男女のお相手像の項目は、高望みの集結したカタチであるといえるでしょう。このままの理想的条件で婚活していい結果を得られる人は、この中の条件のどれかを満たしている人だけというのが現実です。
ずっと一人じゃ寂しいから相手を探し始めたのに、いつの間にか条件ばかり気にするようになった
あなたか結婚相談所に登録しようとしている動機はどのようなものでしょうか。
よくある動機
・親や親戚に結婚はまだかと言われることが多くなり焦ってきた
・温かい家庭に憧れている
・子供が欲しい
・結婚したいけど出会いがない
・周りにいい人がいない
・このまま一人じゃ寂しいから
いろいろと理由はあれど、概ねこのような感じでしょう。決して全ての人がよりよい条件の人との出会いを求めて相談所に登録しているわけではありません。
しかしながら、当初はごく普通の結婚が目的で相談所へ入会したはずなのに、いつのまにかいい条件の人探しが目的化してしまう人が多いのが現実です。
当初の目的である結婚をすることから、より条件のいい人と結婚することへと目的が変わっていってしまう。これが相談所へ登録しても結婚できない原因の一つになっていることも現実なのです。
まとめ
今回あげたようなことは相談所側からはあまり発信されない内容かもしれません。当然ながら、夢を持って相談所入会を検討している人に身の程を知れなんていえば入ってこなくなるかもしれませんからね。
どんなに無謀な条件を希望している人でもとりあえず大丈夫といって入会させたほうが商売としてはいいわけです。当然ネガティブな情報は公表しないのが普通でしょう。
相談所に入会し活動し結婚するのはあなた自身であり、相談所はあくまでそのきっかけを与えてくれる場所でしかありません。どこの相談所に登録しても、あなたとかけ離れた現実を与えることはできません。いいことばかりいうところは少し疑ってみる心構えも必要です。
カウンセラーにできることは、状況を見ながら的確にアドバイスし、活動の結果がいい方向に向かうように働きかけることだけであり、実際に考え、決断し、行動するのはあなたです。
入会を検討中のあなたが肝に銘じておく現実がもう一つあります。
自分自身を見つめなおし、しっかりと目標を見据えて行動し続けること。少々の困難はあるものと事前に想定しておくこと。そして決して歩みをやめないことが幸せになるための唯一の方法だということこそが婚活の現実だと認識しておくことです。