
結婚相談所で婚活中は、とにかく早く結婚という目標を達成したいと誰しも思うものですが、当然ながら結婚できたから終わりというものではなく、その先の長い結婚生活をいかに続けていけるのかということこそが大切です。
そのためには、お互いの相性が合っていたほうが長続きしやすいということは言うまでもありません。結婚相談所での短い交際期間で相手との相性を判断するためには、相手の本性をいかに見抜くかということが重要となります。
そこで今回は「結婚相手選びで最も重要な【相手の本性】を見抜くポイント8選」と題し、相手の何気ない言動や行動に相手の本性が現れやすいポイントをまとめてみました。
人間は意識していれば本当の自分と違う自分を演じることは出来ますが、気を使う必要のない場面の行動に本性が現れます。
婚活モードの相手の裏にある本性を見抜くスキルを上げることで、こんなはずじゃなかったと後悔する事態を回避することができるでしょう。
ポイント① 急に決断を迫られたときの態度

人生はあらゆる場面で決断を迫られますが、急に決断を迫られた時の態度にこそその人の本性が現れます。

決断までに時間的余裕がある場合には、事前にあらゆることを想定し慎重に判断することが可能ですが、予想外の事態で急な判断を要する場合、その判断は非常に難しいものとなります。
自分の中に軸があり決断力のあるタイプ
普段からあらゆるものに興味を持ち、ひとつひとつの事柄を真剣に考える習慣を持っている人は、自分の中にある程度の基準ができています。
そのような人は、とっさの判断を求められる場面でも、自分の基準を基に判断し比較的早い決断を下すことが出来ます。しかも、早く判断したからといって後からあれこれ後悔することもありません。

このようなタイプの人は、人生のパートナーとしてとても頼もしい存在となることでしょう。
いつまでも自信のない優柔不断タイプ
あれこれ考え過ぎてしまいなかなか判断できないいわゆる「優柔不断」なタイプの人は、急な判断を求められてもやはり迷ってしまいます。
さらには、決断したものの自信が持てずいつまでもあれこれ悩み続けてしまいます。

このようなタイプの人は、結果が思わぬ方向に進んだ場合には落ち込んでしまう傾向が強く、余計に自分の判断に自信がなくなってしまいいつまでもスッパリと決断できません。
さらにタチが悪いのは、自分の非を認めずあれこれ理由をつけて人のせいにすることで自分の正当性を堅持しようとする傾向が強い人です。
当然ながら、結婚相手を決める婚活の場面でもその性質を発揮して迷いに迷います。このような相手に大切な時間を奪われないように注意が必要です。
人に判断を委ねてしまう責任転嫁型タイプ
切羽詰った状況での決断をとっさに相手に委ねてしまう責任転嫁型タイプもパートナーとしては頼りない存在ですが、相手側が決断力のあるタイプであれば意外といいコンビとなることもあります。

ポイント② 話し方、言葉遣い・態度

話し方や言葉遣いに、その人がどのような意識を持って人と接しているのかが現れます。
自分の話ばかりしてしまう人、相手の話を聞く意識を持っている人、難しい言葉を使いたがる人、間違えた慣用表現を使っている人などなど、その人の考え方を判断する材料がとても多いので、注意して観察してみるとよいでしょう。

ポイント③ 時間に関する考え方

時間に関する考え方はいわゆるお国柄というものもあるほど様々な考え方があります。
日本人は時間に厳しいといわれていますが、当然ながらお互いの感覚が合わないと関係性が長続きしません。
時間は沢山ある・のんびりタイプ
時間に追われることは大嫌いなのんびりやろうよタイプです。どちらかというと、あくせく仕事に精を出すというよりは、趣味や家族と一緒の時間を大切にしたいと考えています。
時間は有限・時は金なりタイプ
とにかく常に何かを考えて行動していないと落ち着かないという性分の人です。
将来を見据え計画的に施策を施して財を成すタイプの人や、ただ忙しく働いていないと不安だというタイプの人もいます。
約束の時間はきっちり守るタイプ
どんな時も待ち合わせ時間の10分前までには必ず現地に到着しているという人は多いと思います。
このような人は、相手を待たせることは失礼であると考えている人であり、人に迷惑を掛けないように自分を律して生きている人です。

時間にルーズなタイプ
5分や10分くらいの遅れは日常茶飯事、遅れて到着しても特に悪びれるわけでもなく当然謝罪の言葉はなし、こういう人は少し位は許されるだろうと考える甘えの心を持っている人です。
このような傾向のある人は、あらゆる場面で甘えた考えで人と接しています。

ポイント④ お酒を飲んでいるときの態度

お酒を飲むとその人の本性が現れます。
普段は温厚でも、お酒を飲むとまるで人が変わってしまう人がいます。酔った席での戯言こそが、普段押し殺している本音であったり、粗暴な態度をとっている姿こそが本当の自分である場合が多いのです。
ポイント⑤ 困っている人への思い・態度

困ってる人に対してどのような反応を示すかに本性を垣間見ることが出来ます。
世界の貧困や諸問題をなんとかしようなどスケールが壮大過ぎるもの考え物ですが、電車で席を譲る、道に迷っている人に声を掛けるなど、日常で遭遇する場面で行動を起こせるかどうかは普段の心がけて大きく違ってきます。
困っているのは自己責任でしょと冷たく言ってのける人は、あなたの困難も他人事と捉えるかもしれませんよ。

ポイント⑥ 家族に対する思い・態度

家族に対してどのような思いを持っているかはとても重要な情報です。
大人になってもいつまでも親に対する不満を言っている人がいますが、成熟した大人であれば親がどうであれいずれ許せるようになるはずです。
それをいい年をしていまだに親に対する不満を口にしてしまうということは、親を一人の人間として見ているのではなく、あくまで自分を保護するべき存在としてしか見ていないという現れです。

ポイント⑦ 持ち物の扱い方、こだわり

物を大切に扱う人は、人も大切に扱う意識を持っている人です。
長年愛用している物がある人は、自分がこれと決めた物に愛着を持ち大切に使い続ける人であり、人に対しても同じ意識で接してくれることでしょう。

ポイント⑧ 車の運転の仕方

車の運転もその人の本性が現れます。
普段は温厚な人でも車に乗ると人が変わったように荒々しく運転する人も多くいます。
合流の場面で自分の正当性を主張し頑として譲らなかったり、いつまでもクラクションを鳴らしたり、遅い車を煽ったりと、他人に対する意識が現れてしまいます。
運転の仕方によって、譲り合いの気持ちを持っているかどうかや、他人との係わり合いや協調性についての本性を垣間見ることが出来ます。
まとめ

今回は「結婚相手選びで最も重要な【相手の本性】を見抜くポイント8選」と題し、相手の何気ない言動や行動に相手の本性が現れやすいポイントをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
結婚相談所の短い交際期間の間に、相手の本性を見極めることはとても難しいことだと思います。
今回あげた8項目は比較的人間性が表れやすくある程度の判断基準として機能すると思いますが、それ以上に信頼できるものはなんとなく感じる違和感や不安感です。

それらは自分との相性が合っていないという無意識からのサインです。少しでも違和感を感じることがあれば、そのままうやむやにせず思い切って相手に気になる部分をぶつけてみると、それがきっかけでさらにお互いを深く理解し合うことが出来るかもしれません。
もしそれで終わってしまうのならば、それまでの関係だと思っていいと思います。
逆に言えば、プロフィールやお見合い写真などの表面的な部分をいくら過剰に盛ってみても、いざお相手と面と向かったときにあなたの薄っぺらい人間性を見透かされてしまっては、いつまでたっても結婚というゴールにたどり着くことはできないでしょう。

人間の本質はそう簡単に変えられるものではありません。
長年婚活をしていてもなかなかいいお相手と出会えないとお嘆きのあなたこそ、自分自身の本質を見つめ直し、よりよい人間性を手に入れるべく努力をするべきかも知れませんよ。