お見合いの席では意気投合し会話も弾み盛り上がったのに、交際成立後の初デートの時は全然盛り上がらずに交際をやめるかどうか悩んでいる・・・という相談を受けることが意外と多くあります。
せっかく交際に発展しこれからじっくりと関係性を築いていく重要な期間のはずなのに、最初で躓いてしまってはこれからの活動も不安になってしまいますよね。
今回は、そんな「お見合い後の初デートが盛り上がらない」という現象に至るメカニズムを考えてみたいと思います。
早めに解消しておかないとあとあと尾を引くかも知れませんよ。
お見合いの席では盛り上がったのに初デート時に漂うしらけムードはなんなの?
原因①お見合い時に聞きたいことを全て聞いてしまった
お見合い時に話が途切れないように事前に話題をいくつか考えておく方が多いと思いますが、お見合いの席で概ね聞きたいことは聞いてしまい、いざ初デートの時には聞きたいことがなくなってしまった・・・というケースです。
お見合いの時はテンションもあがっているため、ついついいろいろと聞きたくなるものですが、あれこれ聞きすぎてしまうとこのような現象になりかねません。
あまり話術に自信のない方は一つの話題を広げるようにしてネタが尽きないようにする工夫も必要です。
お見合いの席では少し話し足りず、もう少しお話したいなという余韻が残るくらいに留める工夫も効果的ですよ。
原因②話しているうちに相手の本性が見えてどうにも受け入れられなくなった
お見合いの席では分からなかったものの、話しているうちに相手の本性が見えてきて随分と第一印象と違った・・・というケースです。
誰しもお見合い時は自分をより良く見せようと少なからず「猫をかぶっている」ものですが、あまり本当の自分と違う自分を演じ過ぎるとこのように相手に思われてしまい結果的にうまくいかなくなるものですよ。
原因③改めてよく見たらタイプじゃなかった
お見合いの席は華やかなホテルのラウンジで服装もバッチリ決まっていたために良く見えたのに、改めて会ってよくよく見てみたらタイプじゃなかった・・・というケースです。
お見合いの席ではどうしてもテンションがあがってしまうため冷静に相手が見えなくなりがちです。
ホテルの華やかな雰囲気も手伝ってお相手のことが3割増しくらいに見えるものです。2度目に会うときはそれなりに第一印象とギャップがあるものと事前に心に留めておきましょう。
逆にお相手にそう思われないように、お見合い後に初めて会う際はお見合い時とのギャップが大きくなり過ぎないようコーディネートにも注意が必要です。
原因④普段着の雰囲気が好みではなかった・センスが合わなかった
デート時のファッションセンスがちょっと・・・お見合い時とのギャップが大きく一気に冷めてしまった・・・というケースです。
お見合い用のファッションは、男性はスーツ姿、女性はそれなりにドレスアップしているために、全体的なセンスに大きく差が出ることはありませんが、普段着はその人のセンスが大きく反映されますので注意が必要です。
仕事終わりに食事するような場合でスーツ姿だとしても、よれたワイシャツにシワシワのパンツでは確実に減点です。
女性は普段からお洒落に気を配っている方が多いと思うので男性ほどではないと思いますが、お見合い仕様でバッチリキメて行った場合にはギャップが出過ぎないように注意しましょう。
原因⑤実は無口なタイプだった
お見合いの時はあんなに話をしてくれたのに、初デートの時は全然話をしてくれなかった・・・というケースです。
お見合い時は饒舌でも、実は無口なタイプという人は意外と多くいます。
お見合いの席は時間も短く話すべきテーマが決まっているために事前に話す内容を想定できますが、デートとなるとそうはいきません。
一日デートの長丁場となると簡単に話題は尽きてしまいます。そんなときに無口なタイプの人は対応できず内心焦っているものですので、そんな心境を理解してあげられればいいんですけどね。
まだお互いのことを理解していない状態で話が尽きてしまうと、一緒にいてもつまらないのかな?と相手か受け取ってしまい気まずいムードにさらに拍車をかけてしまいます。
自分は無口なほうだと自覚がある方は、1回目のデートはランチ若しくはディナーを一緒に食べに行くくらいの短めの設定が良いですね。
原因⑥他にもっと気になる相手ができてしまった
せっかく交際成立したものの、他に気になるお相手を見つけてしまってどうしても気になる・・・というケースです。
活動を続けていると、次から次にいいお相手が現れて目移りしてしまうものですよね。
なんとなくいいかなと思う程度で交際OKにしたお相手よりもっといい人を見つけてしまってそちらに気がいってしまうことはよくあることです。
せっかく交際が成立したのであれば、ひとまず他のお相手を探すことをやめてできるだけその人に集中しましょう。
原因⑦お互い異性に慣れていないためにどうにも間が持たなくなった
自分はあまり恋愛経験がなくどうしていいのか戸惑ってしまったが、どうも相手も同じような感じがする・・・というケースです。
恋愛初心者同士だと、お互い受身になってしまい様子を見合ってしまうなんてことが起こります。
一日なんとかデートをこなしたものの、結局距離を縮めることができずに気まずい空気に耐えられなくなってすぐに交際解消・・・というのも意外と多いパターンです。
こうならないためにも、やはり男性がしっかりとリードする意識を持ってデートに臨むことが大切です。
もし女性がお相手の男性がどうも恋愛初心者で戸惑っていると感じたならば、思い切っていろいろと彼にリクエストしてみてください。
彼があなたのリクエストに応える形であれば、スムーズにことが運ぶかもしれません。
それでもどうにも煮え切らないのであれば、彼は優柔不断タイプかあなたにあまり興味がないのかかも知れませんね。
原因⑧お見合いから初デートまでに期間が空いてしまい冷めてしまった
予定が立て込んでいてなかなか初デート日を決められず、交際成立からだいぶ期間があいてしまってすっかり冷めてしまった・・・というケースです。
交際成立からあまり長く期間がすぎてしまうとどうしても気持ちが冷めてしまいますので、交際成立後はなるべく早くデートの予定を立てましょう。
自分の気持ちは変わらなかったとしても、うかうかしているとお相手にもっと気になる人が出来てしまうかもしれません。
逆に、なかなかデートの約束が決まらないことを不審に思い、他に気になる人がいて私はどうでもいい存在なのでは?などと変に勘ぐられてしまい距離を置かれてしまうかもしれません。
原因⑨交際が成立した時点で満足感を得てしまい興味が薄れてしまった
なんとかこの人と交際したいと思っていた人と実際に交際が成立したらなんだか満足してしまった・・・というケースです。
お見合い前にあれこれお相手に対して妄想を膨らませ過ぎてしまうと、いざお相手に会った時点で幻滅してしまう危険性があります。
とりあえず交際は成立したものの、それ自体で達成感を味わってしまい、当の本人に対する興味が薄れてしまうことになり兼ねません。
あなたにとって重要なことは、お相手と向き合いじっくりと深い関係を築いていくことであり、交際がゴールではありません。
交際成立で燃え尽きないように注意しましょう。
原因⑩お見合いが目的化してしまってしかもそれが楽しくなっている
何度もお見合いをしていろんな人に出会っているうちに、なんだかそれ自体が楽しくなってきてしまった・・・というケースです。
これは、今まであまり異性に縁がなかった男性にありがちな現象です。
婚活市場では、女性のほうが必死で積極的です。それは多くの女性たちがよりよい条件の男性を求めて争いながら、現実の厳しさを味わっているためです。
だからこそ女性は、現実的な妥協を繰り返しながら積極的に男性にアタックしていきます。
そうなると、この人じゃなくてももっといい人は沢山いると考えてなかなか一人の人と向き合うことができなくなっていきます。
いつしかお見合い自体がイベント化しそれ自体を楽しんでいる状態になってしまいます。
例え本人は自覚はないとしても、客観的に見ればそうとしか思えないような状態にある人は実は多いものなんです。
まとめ
「お見合い後の初のデートが盛り上がらないのはどうして?」というお悩みに至る原因を10あげてみましたが、あなたは当てはまるケースがありましたでしょうか。
多くの方が同じような感覚に陥るということは、結婚相談所の出会いに於ける副作用のようなものなのかもしれません。
とはいえ、出会いの機会をもたらすシステムとしてはとても有用なものである以上、それらを踏まえて結果が出るように行動していかなければなりません。
やはり、自分自身の事前の心構えが肝心ということですね。
お見合いという第一関門を突破して、最も大切な「交際」という第二段階にせっかく進めたのですから、あれこれ考え過ぎずに思いっきりお相手にぶつかってみてください。
そしてお相手との距離をさらに縮め「真剣交際」という最終段階に進まなくてはいけないのです。
交際に悩みはつきものです。
あなただけではありませんので
心配しなくて大丈夫ですよ。