結婚相談所に入会し活動を始めて3ヶ月程経つと新入会時のお見合いピークが一段落し、多くの方が交際を始めている段階になります。
順調にこの段階まで進めれば、いよいよ結婚を本気で意識する段階に入ります。
IBJ加盟結婚相談所での交際期間は3ヶ月と決まっていますが、その短い期間でいかに結婚を決断するかという問題を前にして、多くの方が戸惑い悩みます。
今回は、今後の自分の人生を大きく左右する重要な決断をするにあたって「結婚の決め手」となる代表的な25項目をあげてみました。
何事もいざその時が来てから考えたのでは迷ってしまい思うように決断できません。
一度選んだ道を迷わず進んでいけるように事前にあなたにとっての結婚の決め手を考えておきましょう。
条件面で結婚の決め手となる7つの項目
決め手①学歴が同じくらいである
パートナー選びの際に学歴を重視する方は意外と多いです。
やはり、自分と同じような学歴の持ち主のほうが、様々な感覚的なものが合うと考える方が多いようです。
女性は特に、ご自身よりも上と思えるお相手を望む傾向があり、その際の判断基準として学歴を参考にするという方が多いです。
決め手②経済力があり安定した職についている
やはり経済力は重要な要素です。
高年収を得ていてなおかつ安定的であれば、些細なことは大目に見られることでしょう。
決め手③価値観・人生観が似ている
些細な価値観の違いであっても、いつしかそれが修復不可能な大きなズレに発展してしまうことはよくあることです。
ある程度人間が出来上がってしまっている状態から、更なる人間性の向上を目指し柔軟に対応しながら自分を変えていける人はそう多くはありません。
根本的な価値観や人生観に違和感を感じる相手との関係は長くは続きません。
決め手④お金に対する価値観が似ている
お金に関する根本的な価値観が合っているということはとても重要です。
今の時点でどんなに稼いでいたとしても、金銭管理をしっかりとしていなければいとも簡単に破綻してしまうことだってあります。
現在稼いでいる金額の高低は実はあまり関係ありません。
お金とはどういうものなのか、お金に対してどういう姿勢で向き合っているのかということがお金に対する価値観であるといえます。それをじっくりと見極めることが重要です。
決め手⑤育った環境が似ている
育った環境があまりに違いすぎると、細かい生活習慣や価値観が全く合わないということが起こりえます。
自分が育ってきた環境で培われた習慣や価値観を変えるということはなかなか出来ることではありません。
決め手⑥お互いの仕事に理解がある
収入の高低で職業の良し悪しがはかれるわけではありません。
相手がどんな仕事をしていようとも、本人が誇りを持っているならばそれを尊重し理解する姿勢が大切です。
例え高収入を得ていたとしても、仕事が忙し過ぎて家庭を顧みることができない場合、相手は寂しさや不安感を覚えることでしょう。
そんなとき、仕事に対する理解がないと自分は放っておかれていると考えてしまい、それが離婚の原因になってしまったということはよくある話しです。
決め手⑦容姿センスが好みである
容姿の好みは誰でもあるものです。
条件が良いからと言って生理的に受け入れられない人とずっと一緒にいることはできません。
また、その人の全体的な雰囲気を作っているものはいわゆるセンスです。
服装等をイメチェンすることによって見た目の印象の改善はできますが、根本的なセンスの改善はなかなかできるものではありません。
相手が選ぶものや物事に違和感を感じるようならやはり長くは続きにくいものですので注意が必要です。
性格面で結婚の決め手となる6つの項目
決め手①自分に厳しく他人に寛容な人である
他人に対して厳しい人は、自分自身に対しても厳しいことが多いものですが、些細な事をいちいち厳しく求められていればその相手は心身ともに疲弊してしまいますよね。
自分に厳しく相手に寛容な姿勢を持った人が理想的です。
他人に対して寛容であるものの、自分に対しても甘い人はいろいろと心配の種が尽きないものですので考えものです。
決め手②優しい人である
優しさはとても範囲が広く見極めが難しいものですよね。
表面的な優しさを演出していたとしても、本質的な部分では冷淡な心を持った人も多いものです。
人は自分に余裕がなくなったときや相手が弱っているときに、その人の持っている本性が現れます。
あなたが悩んだり落ち込んだりしているときの相手の反応や、立場の弱い人に対する姿勢などでその人が本当の優しさの持ち主かどうかが分かります。
弱っている人の足元を見たり、弱い立場の人を見下すような人間は本当の意味での優しさを持っているとは言えません。
決め手③誠実である
何事に対しても誠実である。これは人間として最も大切なことかもしれません。
世渡りが上手く一時的に上りつめたとしても、誠実でなければいつか必ず落ちていくものですしね。
決め手④バランス感覚がよい
何事もバランスが大切です。
物理的なことも、人間関係も、その場の条件に応じたバランスの取れた状態に必ず落ち着くように、人生にも同じことがいえます。
バランスが取れていない選択はあらゆる災難を引き寄せます。
敢えて自らバランスを崩し、それに拠って生じた負荷を燃料としてやる気に変えながら、現実も変えていけるバイタリティーのある人もいますが、多くの人はそれによって生じた災難に悩み惑わされ間違えた選択をしてしまうものです。
決め手⑤家庭的である
なによりも自分がすべきことは家庭を守ることであると考える人であれば理想的ですね。
家庭のためにとどんなに真面目に働き、稼いでいたとしても、家庭を一切顧みなければ崩壊しかねません。それでは本末転倒です。
決め手⑥責任感が強い
何事に対しても責任感を持って向き合うことはどんな場面でももっとも重要なことのはずですが、最近は責任を取りたくない人が多い世の中になってしまっている気がします。
社会全体の中では誰かが何とかしてくれるかもしれませんが、自分の人生の責任を取れるのは自分だけです。
自分の人生に対して責任感を持って向き合えない人はよい人生を送れないことは明白です。
二人の関係性の面で結婚の決め手となる8つの項目
決め手①心から相手を好きと思える
もしあなたがお相手のことを心から好きと思えるなら、それだけでとても幸せなことですよ。
決め手②心から結婚したいと思える
何の迷いもなく心から結婚したいと思えるのであれば、そのほかの条件なんて一切関係ありません。迷わず進んでくださいね。
壁にぶつかったときもきっと二人で乗り越えられるでしょう。
決め手③一緒にいて無駄な気を使わないでいられる
結婚するということは、当然ながらその相手とずっと一緒にいるということですので、相手に対して常に気を使っていなければいけないとしたら長くは続きませんよね。
自然体の自分を見せられる、自然体の相手を受け入れられることは長く一緒にいるためには最も大切なことです。
決め手④お互いの考えを理解し合える
お互いの考え方を理解し合えなければ、結婚生活の中での些細なことでいざこざが絶えないでしょう。
時にはぶつかることがあるとしても、相手が何故そう考えるのかをしっかり理解し受け入れる姿勢を持つことが大切です。
決め手⑤自分を大切に思ってくれる相手である
相手が自分を大切に思ってくれているかどうかで結婚生活の充実度は大きく変わってきます。
相手を尊重する姿勢を持ち、常に対等の関係でいられることが重要です。
決め手⑥本当の自分を見せられる
本当の自分はあなたしか知りません。
取り繕うことのない本当の自分を見せられるかどうかはとても重要です。
本当の自分をさらけ出してしまったら相手がそれを受け入れてくれるかどうか不安になりますよね。かといっていつまでも本当の自分を隠していてはいつか疲れてしまいます。
決め手⑦よい意味での空気のような存在である
昔からよく言われる空気のような存在という表現。普段は特別意識していなくとも、なくてはならない存在であるということ。
決め手⑧一緒にいるとドキドキする
胸が張り裂けるようななんともいえない感じ。
いつか無くしてしまうかもしれないなんて考えないで突っ走れ!
欲張り過ぎは禁物!その他の面で決め手となる4つの項目
決め手①友達が多い人である
友達が多いことはその人の人間性の良さの現われである場合が多くチェックすべきポイントですが、友達との関係優先で家庭を顧みないタイプもいますので注意も必要です。
また、友達が多いタイプだからといって仕事面が順調に発展するとも限りません。
友達関係を大切にしすぎるタイプは、周りとの関係性が最重要事項である場合が多いために、あえて出る杭となるような選択はしないものです。
仕事で大成したいと望むならば、時にはリスクを負うことも辞さない覚悟が必要であり、周囲との摩擦が生じるような行動も取らなければならないこともあります。
そんな時、周囲との関係性優先主義が邪魔をする場合もありますので、上昇志向の強いかたは慎重に相手を見極める必要があります。
決め手②趣味が同じである
同じ趣味を通して一緒にいる時間を持てることはとても幸せなことですよね。
なかなかそんな人は見つからないものですけどね。
決め手③料理上手である
胃袋をつかむといわれるように、料理上手であることは男性にとって結婚相手としてとても魅力的に映ります。
決め手④体の相性が合う
とても繊細で難しいところですが確かに軽視できない部分です。
当然ながら、結婚相談所での交際の時点では確かめられないことでもありますが、よほど生理的に受け入れられない相手でなければそれほど心配することはないと思いますよ。
まとめ
今回は結婚の決め手になりうる代表的な25の項目をあげてみましたが、これらの項目を全てクリアするお相手なんて恐らく見つからないのではと思います。
これらの中からあなたがどうしても譲れない項目をいくつかピックアップしておくと、いざ交際期限が近づいてきたときに役立つと思います。
ちなみに私が結婚を決意した「決め手」は
あれから20数年、それなりの幸せな生活を送っています。
もしあなたがどうしようもなく迷ってしまったら、あれこれ考え過ぎず直感に従い運命に身を任せてみるのもいいかもしれませんよ。