
人生は勝負の連続です。一件勝負とは関係の無いような「婚活」も、大局で見れば理想の相手を求め誰かと勝負していることに他なりません。
当然ながら、自分がいい状態のときは勝ちやすいものですが、問題は、思うようにいかず勝てないと感じ始めたとき、自分が悪い状態である、不利な状態であるということをいかに自覚できるかどうか、そしてその状況をいかに修正できるか、克服できるかにによって思うような結果を得られるかどうかが決まります。
現実から目を背けずにいかに自分が置かれている状況を自覚できるかが現状を打破するカギ

婚活も勝負だということを自覚する
「感の鋭い人」は、何か手に入れたい目標がある時「これは早めに手を打たないといけないな」ということを直感的に感じ取ることができます。
そうしていち早く行動に移せば思うような結果を得られやすく、例え最初は順調にいかなくとも、早めに経験することで学習しながら行動を修正し、目標に近い結果を手に入れていきます。
まわりの行動が自分の行動の判断基準の人は自覚力を高めないといけない
いわゆる「勘の鈍い人」は主体的に考え判断することが習慣化しておらず、自分自身の行動を判断する際もまず周りの動きを見る癖がついてしまっています。

そんな周囲のムードに安心してのんびりとしている間に、刻一刻と状況は変化していきます。
婚活は男女問わず歳を取れば取るほど難しくなっていくものです。
活動を始める時期が遅ければ遅いほど、活動を開始した後に「のんびりしていたら結婚なんてできそうにない」と感じることでしょう。
その状況をどうとらえるのかによってその先の結果に大きな違いがでてきます。
婚活しても思うような結果が出ないとき、どのような状況なのかを自覚する

望みどおりの結果が得られないときは、必ずどこかで何かが間違えています。
自分の考え方が間違えているのか、行動が間違えているのか、望むこと自体が間違えているのか、とにかくいかなる状況なのかを早めに察知しなければいけません。
自分の状況を直視し受け入れる勇気が必要
婚活で結果を得られないときは、下記のいずれかを自覚する必要があるはずです。
条件的に選ばれにくいということを自覚できるか
年齢的に選択肢が狭まっていることを自覚できるか
自分の理想と現実が乖離していることを自覚できるか
大切なのは原因を外的要因に求めて逃げないこと
誰しも困難に直面したとき、全て自分が原因だと考えることは辛いものです。
しかし、相手を変えることが出来ない以上、自分の考えを変え、対策を変え、行動を変えるしか理想の現実に近づく方法はありません。

この自分を変えることが必要であるということを自覚するかしないかでその先の現実がどう作られるかが決まります。
まとめ

本来人間も、空や大地、動物や木々の様子を見て自然の一部であることを自覚して生きていたはずです。それが文明の発達によっていつしか野生の勘を失ってしまい、異性を求め命を繋いでいくという本能的なことが、今ではとても難しいこととなってしまいました。
そんな現代だからこそ、我々は原点に立ち返り、謙虚に「人間も自然の一部なのだ」ということを自覚し、コントロールできないことに敬意を払う精神性を持つことこそが、きっと婚活の一助となることでしょう。